テニスのグランドスラム、全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会13日目の6月8日、車いすテニスの部、男子ダブルス決勝が行われ、国枝慎吾 /F・カッタネオ(フランス)組が、M・ジェレミアス(フランス) /S・オルソン(スウェーデン)組に3-6, 7-6(7-3), [10-6]の逆転で勝利し、優勝を果たしました。
第1セット、ブレークチャンスをなかなか握ることができず国枝/カッタネオ組はセットを落としましたが、第2セットではタイブレークの末にセットを奪い返しました。最終セットのスーパータイブレーク(10ポイント先取制)に突入すると、サーブをしっかりと決めた国枝/カッタネオ組が接戦を制し、見事優勝を飾りました。
国枝は男子ダブルスで3連覇を達成です。男子シングルスでは、6月6日に世界ランク1位のM・シェファーズを下す快挙を遂げていましたが、決勝でS・ウデに2-6, 6-2, 6-7(6-8)の接戦で敗れ準優勝となっていました。
同日行われた女子ダブルス決勝に進出した上地結衣とS・エラーブロックのペアは、オランダ組に0-6, 1-6のストレートで敗れ準優勝となりました。